Data Atelierについて
私は、早稲田大学商学部在学中にアメリカの大学へ留学し、
卒業後は外資系企業で20年以上に亘って
データ分析、経営企画、IT、プロジェクト管理、
ビジネスコンサルティングに携わってきました。
扱ってきたのは、
数値、データ、構造、そして意思決定。
ビジネスを設計し、成果を出すこと自体は、
決して難しい仕事ではありませんでした。
しかし同時に、ひとつの問いが、
常に頭から離れませんでした。
「人はなぜ、同じ情報に接しても、
まったく違う理解や反応を示すのか。」
相手を損なわず、
意欲を削がず、
良い結果へ導くために、
その人にとって最適な関わり方とは何なのか。
数値では測れない “人の側のデータ”こそが、
もっとも扱いの難しい領域だと感じていました。
そうした試行錯誤の中で、
私は次第に気づくようになりました。
多くの問題は、
意志や努力、話し合いの不足から生じているのではない。
最初から、構造が合っていない。
ただ、それだけなのではないか、と。
人は、
正しい言葉を重ねても、
善意で調整を続けても、
構造が噛み合っていなければ、
やがて我慢し、摩耗していきます。
問題は性格ではなく、
能力でもなく、
関係性の善悪でもありません。
無理が生まれる配置のまま、
回そうとしていること
そのものにありました。
それ以降、
私はデータの捉え方を大きく変えました。
数値や指標だけでなく、
人の気質、
エネルギーの使われ方、
関係性の中で自然に固定されやすい役割。
そうした要素を含めて、
人・関係・仕事を「データとして読む」
という視点を、
実務と日常の両方に持ち込むようになりました。
すると、
これまで「仕方がない」「よくあること」と
見過ごされてきた多くの問題が、
実は
我慢と消耗を前提にした構造から生まれていることが、
はっきりと見えてきたのです。
Data Atelier は、
その気づきから生まれました。
誰かを変えるための場所ではありません。
努力や根性を求める場でもありません。
人・関係・仕事をデータとして読み、
我慢や消耗が生まれない配置へと整える。
それだけを、
静かに行うアトリエです。
私は、
正解を与えません。
行動を指示しません。
感情処理を引き受けません。
ただ、
事故が起きない構造を設計します。
派手さはありません。
即効性も約束しません。
けれど、
構造が整えば、
人は無理をしなくなり、
関係は自然に回り始めます。
私はこれまで、
ビジネスの現場で、
関係性の中で、
そして自分自身の人生において、
その静かな変化を、何度も見てきました。
Data Atelier は、その静けさを
意図的につくるための場所として生まれました。
~我慢と消耗を生まない構造設計~
それが私の使命です。
Data Atelier の使い分け
Bisiness Data は、
業務や組織における前提条件を読み解き、
我慢や消耗が生まれない業務構造を設計するための入口です。
Birth Data は、
自分や関係性における前提条件を知り、
無理が生じやすい配置や取り扱いを理解するための入口です。
Life Data は、
それらの前提を踏まえた上で、
壊れない関係や生活の構造を具体的に設計する段階です。